鏡リュウジ
■鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
1968年3月2日生まれ
京都府出身
国際基督教大学大学院修了。
京都文教大学客員教授。
平安女学院大学客員教授。
10歳の頃にタロットと出会ったことをきっかけに、
魔術・占星術などに関心を持つ。
16歳頃には雑誌でコラムの連載を開始。
従来の「占い」のイメージを大きく塗り替えた第一人者。
累計100万部の『魔法の杖』など
ポップなものから学術書の翻訳まで幅広く活躍。
英国、豪州の占星術学会などでも講演。

鏡リュウジ・名言
「当たる当たらない」よりも、
「どう解釈するか」。
占いは
占い師だけが行うのではなく、
占い師や占いのメッセージと
占ってもらう側の
共同作業だと私は考えています。
相性のいい占い師を探すためには、
まずは自分が何か
大きな悩みを抱えていないとき、
心身ともに元気なときに
占ってもらって
見極めるのがいいでしょう。
弱っているときに
占いにすがりたい気持ちで
飛び込むのは、
あまりいい出会いに
ならないことが多いと思います。
占い結果を聞いて、
自分なりに冷静に
それを考えられるときに
受けておくほうがいいんです。
占いは弱っているときではなく、
元気なときに行くこと。
占いのメッセージは、
『自分以外の考えを
引き出してくれる、
第三者から
与えられたヒント』
と受け止めるべき。
占星術的発想だと、
『自分にだけ悪いことが起きる』
ということはあり得ません。
全ての天体の動きを組み合わせると、
何万年経っても
同じ配置にはなりません。
だからこそ、
すべての経験は『一期一会』と
考えることもできます。
悪いことが起こった時には
『これは周期だから仕方がない』
と受け流す。
いまとまったく同じ星の配置が
繰り返されないということは、
いつどんな時も
「自分だけの人生」を生きていると
前向きにもなれます。
雑誌やネットの占い、
あるいはおみくじなどは、
基本は
『当たった! 当たってない!』と
楽しむということで
いいと思います。
占いを読んだときに
『こんなの全然当たってない!』と
強い拒否反応が出たときに
あえてそれを
使ってみるということ。
それは自分の中に
認めたくない何かが
あるということなのです。
嫌悪感を抱いたときにこそ、
冷静に自分を
分析してみることが大切です。

鏡リュウジに関する書籍等


鏡リュウジ・一覧
【楽天】 【Amazon】