【夢を叶える名言・格言集】
栗栖 良依


幸せは連鎖するもの。

そのきっかけとなる
ひと粒の種を社会にまきたい。

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栗栖 良依

■栗栖 良依(くりす よしえ)
1977年10月14日生まれ。
東京都出身。
SLOW LABELディレクター・総合演出。

東京造形大学を卒業後、全国で地域の
 プロデュース業等に携わる。
2006年、イタリア・ドムスアカデミー留学、
 ビジネスデザイン修士号取得。
 世界各地を旅しながら、地域の
 プロデュースなどに関わる。
2010年 右脚に悪性線維性組織球腫を
 発病し休業。

2011年 社会復帰し、アーティストと
 障害者施設が出会い、次世代型の
 モノ作りを試みる実験事業
 「横浜ランデヴープロジェクト」の
 ディレクターに就任。
 その後、すべて一点モノの手づくり
 雑貨ブランド「SLOW LABEL」を設立。
2014年 NPO法人スローレーベルが
 立ち上がる。
2016年 「東京2020 開会式・閉会式
 4式典総合プランニングチーム」の
 メンバーに選出。

栗栖 良依・名言


幸せは連鎖するもの。

そのきっかけとなる
ひと粒の種を社会にまきたい。


専門家や専門機関とも連携し、

日本の医療や障がい者の環境を
変えられるような

プログラム開発ができればと
思っています。


私の原点は17歳のときに見た
リレハンメル五輪の開会式でした。

ダンスやパフォーマンスが好きで、
学校で友達と一緒に
創作活動をしていたんですが、

その開会式を見て、
「私がやりたいのはこれだ!」と。


オリンピックは、
日本をいい方向に変えていける
チャンスだと思っています。

政治家や官僚だけに
まかせるのではなく、

“自分ゴト”として
なにができるのか、

みんなで考えれば、
社会は変わるはずです。


障がい者を支援する活動なのか
と思われる方がいますが、
そうではありません。

彼らの感覚はひとたび出会えば
価値観をくつがえされるほど

刺激的で、プロのクリエイターも
舌を巻くレベルなことも。

だから、より質の高いものを
つくろうと思ったら、

彼らの力を借りたほうがいいんです。


チャレンジしたいという人に、
その機会と場所がないなら、
私たちはそれを提供したい。

スポーツにしろ、アートにしろ、
健常者は趣味でマラソンをやったり
バレエ教室に通ったりできるのに、

障がい者は
いきなりパラリンピアンになるか、
何もしないかみたいな感じで、

その間の選択肢がすごく少ないと
ずっと感じていました。

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自分自身が芸術監督や演出を
やりたいということではなくて、

私たちがこれまでに培ってきた
ノウハウを十二分に
生かしてほしいと思っています。

それともうひとつ、
セレモニーのキャストにも
スタッフにも障がい者を
ちゃんと関わらせてほしい。


要は相互補完の関係性なんです。
障がい者であるかどうかは関係なく、

私はこれができるけど
アレができないというように、
一人ひとりに特徴がある。


できる人ができない人を
助ければいいし、

別の場面では
そのできなかった人が
できた人を助けられるかもしれない。

そういうことが
当たり前になっていけば
いいなと思います。


私自身が障害者になって
初めて見た五輪が
ロンドン大会だったのですが、

パラリンピックの開会式を観て
ショックだったんです。

ロンドンではこんなに多くの
障害者がプロの俳優や
パフォーマーとして
活躍しているんだと。

日本ではまだその状況には
なっていませんが、

多様な体の特徴を持った方を
日常的に目にする社会を作るうえで、

エンタメ界の役割は
非常に大きいはずです。

そして、その人のスキルを認めて
起用するなら、

ぜひ一時のブームで
終わらせないでほしいと思います。

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