持っているんだけど、
才能のあるなしじゃなくて、
それを発揮する
エネルギーがあるかどうか。
宮崎 駿
■宮崎 駿(みやざき はやお)
1941年1月5日生まれ
東京都出身
学習院大学政経学部卒業
1963年 東映動画にアニメーターとして入社
1984年 個人事務所の二馬力を設立
2014年 日本人で2人目のアカデミー名誉賞を受賞
主な作品
・ルパン三世 カリオストロの城(脚本・監督)
・風の谷のナウシカ(原作・脚本・監督)
・天空の城ラピュタ(原作・脚本・監督)
・となりのトトロ(原作・脚本・監督)
・魔女の宅急便(脚本・プロデュース・監督)
・紅の豚(原作・脚本・監督)
・もののけ姫(原作・脚本・監督)
・千と千尋の神隠し(原作・脚本・監督)
・ハウルの動く城(脚本・監督)
・崖の上のポニョ(原作・脚本・監督)
・風立ちぬ(原作・脚本・監督)
・君たちはどう生きるか(原作・脚本・監督)
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宮崎 駿・名言
誰かを楽しませなければ、
生きている意味がない。
自分で、すぐ
自分を許せる人間は、
大した仕事をやらない。
才能とは、
情熱を持続させる能力のこと。
大事なことは、だいたい面倒くさい。
もう、とことん考える。
ありとあらゆる方向を探るんです。
とことん困ると、
奥のほうでふたが開くんです。
そのふたが開くと、
最初に考えもしなかった
方向が見えたりする。
才能はたいていの人が
持っているんだけど、
才能のあるなしじゃなくて、
それを発揮する
エネルギーがあるかどうか。
ぼくには、
鉛筆と紙があればいい。
出会う前、見る前に
諦めちゃいけない。
半端な仕事は
やっちゃいけないですね。
それは本当に思います。
面白いものは
この世界にいっぱいある。
キレイなものや、
まだ出合ってないかもしれないけれど、
いいこともいっぱいある。
それを子どもたちに伝えたい。
ただそれだけですね。
映画の中じゃない。
映画の向こうに
いっぱいあるんです。
本当に大切なものは、
iナントカじゃ手に入らない。
次があるとか
ないとかっていう話は
もういいですよ。
それに関しては
天命だと思ってますから。
半分素人のほうがいいんですよ。
自分がプロだから
やるんじゃなくて
自分がこれをやりたいと思うから
これをやっているんだという。
やっぱり
精神のほうが大事なんですよ。
最新流行のものはほとんど見てない。
「好きなことをやってるだけで十分だ」
って言って、
昔ながらに生きているんですよ。
他人に迷惑をかけないなんて
くだらないことを
誰が言ったのか
知らないんですけれども、
人間はいるだけで
お互いに迷惑なんです。
お互いに迷惑をかけあって
生きているんだという風に
認識すべきだって、
僕は思う。
理想を失わない現実主義者に
ならないといけないんです。
理想のない現実主義者なら
いくらでもいるんですよ。
悪いことをしても
天罰が下るわけではなく、
良いことをしても
お褒めにあずかるわけではない。
じゃあ何が
違ってくるかというと、
顔が違ってくる。
豚の顔になるのか、
少しはましな顔になるのか。
観終わったときに、
実に「ああ、映画を観た!」
っていうような、
そういう映画をつくりたいです。
本当にそれだけですよ。
「ああ、金を払って得した」とか
「観に来てよかった」っていうような。
天災で、
どんなに悲痛な思いをしても、
この国の人々は
それでも生き続けようとする
力を持っている。
人間だけが生きるのではなくて、
獣にも木々にも水にも
生きる場所を与えるべきなのです。
そういう思想が、
かつての日本にはありました。
今は、人間の都合のいいものだけが
自然だと思われています。
蚊やハエは要らないものだから
自然ではない。
殺したってかまわないんです。
でも、そのような
人間中心主義的な考えは
根本的に間違いだと思います。
人も獣も木々も水も、
皆等しく生きる価値を持っている。
ジブリでいつも作業が始まる前に、
掃除をしてくれる
おじいさんとおばあちゃんが
いるんですけど、
たぶん一番丁寧な
あいさつをするのは
鈴木さんと僕です。
本当によく
やってくれるもんねえ。
「どうもありがとうございます。
おはようございます」
って言うと、
向こうも
「おはようございます」って。
ほんとそうなんですよ。
だから、その前を、
ボソーッとした顔して
耳栓なんかして
音楽なんか聴いてるやつが通るとね、
蹴飛ばしたくなるんですよ。
お前たちの国は滅びるぞってね。
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