【夢を叶える名言・格言集】
野村 萬斎


『職業は?』と聞かれたら

『野村萬斎』と答えたい。

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野村 萬斎

■野村 萬斎 (のむら まんさい)
1966年4月5日生まれ。
東京都出身。
身長:174cm、血液型:B型。
能楽師・俳優。

能楽狂言方和泉流野村万蔵家の
名跡である。
二世野村万作と詩人阪本若葉子の
長男として生まれる。

1970年 『靱猿』で初舞台。
1979年 筑波大附属小を卒業。
1981年 『千歳』を披く。
1982年 筑波大附属中を卒業。
1984年 『三番叟』を披く。

1985年 黒澤明監督作品『乱』で、
 鶴丸役(「野村武司」として出演)。
1985年 筑波大附属高を卒業。
1986年 『奈須与市語』を披く。
1987年 『ござる乃座』主宰。
1988年 『釣狐』を披く。
1990年 『ハムレット』主演。
1994年 曾祖父・五世万造の隠居名、
 萬斎を襲名。NHK大河ドラマ
 『花の乱』で、細川勝元役。
 文化庁芸術家在外研修制度で渡英。
など数々の、映画ドラマに出演。

2011年 文部科学省日本ユネスコ
 国内委員会委員に就任。
2016年 映画『シン・ゴジラ』にて
 モーションキャプチャによる
 ゴジラ役を担当。公開当日まで
 出演はシークレットとなっていた。
2016年 東京オリンピックの
 総合統括に選出。

野村 萬斎 ・名言


『職業は?』と聞かれたら
『野村萬斎』と答えたい。


自分のやりたいことを実現する。

私は自己実現のために
生きているようなものですよ(笑)。


よく妻に
「あなたには趣味がないの?」
と聞かれるのですが、

やりたいことを常にやっていて、
仕事が趣味のように
なってしまっているので、

他の趣味について
考えることはないですね。


古典芸能は少し敷居が高いと
感じる方もいらっしゃるでしょう。

でも、わからないことに
それほどストレスを感じる
必要はないんじゃないかな?

「よくわからなかったけど、
何かすごかったな」

「もう一度観てみたいな」
と感じていただける舞台を

つくり上げることこそが、
私たちの使命だと考えています。


狂言に身を捧げて
突き詰めてきた芸が

伝承されていくことには、
大きな喜びがありますよ。

私の芸の“DNA”が、
確かに残り伝わっていくんだな
と感じます。


いろいろな人に観ていただき
ふるいにかけられることが必要。

それによって作品が深められる
と思います。

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舞台に立って
“ライブ”で演じることの
醍醐味を知ってしまうと、
もうやめられないですね。

自分の発する熱に
お客様が応えてくださる喜びは、
他ではなかなか味わえません。


狂言は一つ一つの演技を
映像用に残すことは
ほとんどしません。

僕らの芸はその場の
一代限りのもので、

弟子や息子に芸のDNAを
残すことで存在していく。

だから、映像として
形に残る仕事をしたい
という思いはあります。


観に来てくださる方々には、
「聞くことってこんなに
おもしろいんだ」

と感じてもらえれば嬉しいですね。

言葉のリズム感などを崩さずに、
内容をしっかりと届けたい
と思っています。


我々がめざしているのは、
長くお茶を飲める器を作ることです。

そこに注ぐお茶は、
その都度イキのいい役者に
なったりすると思いますが、

器は長く使えるものにしたい。


私が何かを演じるうえで
大切にしてるのは、
“実感”を伝えること。

自分が何も感じていないこと、
自分の中に引き出しがないものを
演じるのは難しいものです。

自分の経験から培ってきた
考え方を観てくださっている方に
伝えないといけません。

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