看護師に関するサイト
世界の看護師数
■日本の看護職員全体(看護師、准看護師、助産師、保健師)
は約 173.4万人 。
看護師の就業者数は136万3142人。
2024年末時点
・世界的には
約2億980万人の看護師が存在すると
推定されています。
日本の看護師と世界の看護師の違い
■資格制度・日本
「看護師、准看護師、保健師、助産師」
と国家資格が分かれている。
正看護師は国家試験、
准看護師は都道府県知事の免許。
・海外(例:米国、欧州)
Registered Nurse(RN)が基本。
その上に Nurse Practitioner(NP)
などの上級実践看護師制度があり、
診断・処方も可能。
医師と同等に近い裁量を持つ国が多い。
■業務範囲
・日本
医師の指示のもとで業務を行うことが基本。
法律上は「診療の補助」と
「療養上の世話」に限定。
薬の処方や診断はできない。
・海外
米国、カナダ、豪州などでは
NPが診断、処方権を持ち、
医師不足地域で「かかりつけ医」的
役割を果たす。
EU諸国では看護師の独立性が高く、
予防医療や慢性疾患管理で主導的役割を担う。
■教育制度
・日本
看護師になるには主に
「大学、短大、専門学校」で学び、
国家試験に合格する必要がある。
大学進学率は増えているが、
まだ専門学校出身者も多い。
・海外
米国ではRNになるには
学士(BSN)取得が標準化されつつある。
修士、博士課程に進んでNPや
教育、研究職になる流れが一般的。
欧州では EU 指令により看護教育は
3年以上の高等教育が義務化されている。
■労働環境・働き方
・日本
病院勤務が多く、約6割が病院で働いている。
夜勤、三交代制などが負担になりやすい。
医師中心のヒエラルキーの中で
働く傾向が強い。
・海外
在宅・地域看護が重要な役割を担う。
シフトは長時間勤務
(12時間勤務制など)が多いが、
その分休みもまとめて取れる。
職場ごとに「専門分化」されており、
キャリアの選択肢が幅広い。
■社会的評価・キャリア
・日本
医師の補助的役割と見られがちで、
専門職としての裁量は限定的。
結婚・出産後も復帰しやすいが、
キャリアアップ制度はやや限定的。
・海外
看護師は「独立した専門職」として
認識される。
NPなど高度実践看護師は年収も高く、
医師に近い地位。
学術研究や政策に関わる看護師も多い。
■日本とアメリカ 看護師年収比較
・日本
年収 480~550万円
・アメリカ
RN(正看護師)
→ 年収 約1,300~1,500万円
NP(上級実践看護師)
→年収 約1,700~1,900万円
■労働時間、勤務形態
・日本三交代制・二交代制
(8時間勤務 or 16時間夜勤)
残業・休日出勤、夜勤回数が多い。
・アメリカ:
12時間勤務制が一般的。
週3日勤務+連休など、
休みをまとめやすい。
■アメリカの看護師から見た
日本の看護師のイメージ
・患者への丁寧なケア
日本の看護師は観察力が細かく、
生活全般のサポートが
行き届いていると評価される。
・高いチームワーク力
医師や他職種との連携を大切にし、
協調性がある。
・勤勉で真面目
指示を正確に守り、
ルールを徹底して守る姿勢は
「日本らしい」と見られる。
・清潔で安全管理が徹底
感染対策や器具の取り扱いが丁寧。
・アメリカのRNやNPと比べて、
日本の看護師の給与はかなり低い。
・働きすぎ、夜勤が多く、
残業や休日出勤も多い。
■制服
・日本
白衣や落ち着いたスクラブが主流。
髪色・ネイルも厳しく制限される。
・アメリカ
カラフルなスクラブやキャラクター柄もOK。
髪色・タトゥーも自由度が高い。

■教育と進学
・日本
専門学校出身が多く、大学院進学は少数派。
・アメリカ
看護学士(BSN)が主流で、
修士・博士課程に進む人も多い。
■男女比率
・日本
男性看護師の割合:約8%
日本の看護師の約92%は女性で、
男性看護師は少数派です。
・アメリカ
アメリカでは約12%、
イギリスでは約11.5%が男性です。
男性看護師は、麻酔看護師(CRNA)や
外科などの高収入・専門職分野に
多く従事しています。
看護師に関するサイト

日本の看護師・エピソード
ナースコールは鳴る前に察知?
日本の看護師は患者の“気配”で
ナースコールを押す前に
部屋に現れると外国人が驚く。
カルテの字が芸術レベル
医師の字が読めなくても、
看護師の記録は
達筆で整っていると評判。
季節ごとに飾りつけ
ナースステーションや
点滴台に小さな折り紙や飾りを
付ける文化。
お見舞いに来る親族の多さに
外国人びっくり
家族総出で見舞うのは日本ならでは。
海外では少人数が主流。
夜勤の差し入れ文化
夜勤前に“コンビニスイーツ会”や
“カップ麺タイム”がある。
新人歓迎の“夜勤デビュー儀式”
初めての夜勤で
カップラーメンを一緒に食べて
“夜勤仲間入り”。
血圧測定が神業レベル
一瞬で正確に測る
日本の看護師に外国人ナースが驚く。
患者の“ご飯完食チェック”が丁寧すぎる
残食量まで正確に記録、
海外では「そこまで!?」と驚かれる。
マスク文化が日常すぎる
コロナ以前から常にマスク着用。
「日本の看護師=マスクの人」と
言われるほど。
世界の看護師・エピソード
ナースが“先生”と呼ばれる国も
英国では「Nurse Smith」と呼ばれ、
医師とほぼ同格の敬称を持つ。
夜勤中にピザ注文が当たり前
アメリカでは病棟スタッフ全員で
夜中にデリバリー。
スクラブ(ユニフォーム)の個性強すぎ
アニメ柄、動物柄、クリスマス柄など、
私服のようにカラフル。
ハグで退院を祝う
患者退院時に全員でハグ&記念撮影。
看護師のジョーク文化が強い
「患者の痛みレベル? 1~10で言うと
“Wi-Fiが切れた”くらい」と笑わせる。
医師より給料が高いケースも
アメリカの一部では
経験豊富な看護師(NP)が
医師を超える収入を得る。
看護師に関するサイト

看護師がタトゥー普通
腕にドラゴンやハートの
タトゥーがあっても全く問題なし。
男性看護師が“モテ職”
欧米では「頼れる・知的・安定」と人気。
医師に意見バンバン言う
医師と看護師がフラットな関係。
「その処方はリスク高い」と普通に指摘。
看護師・カルチャーギャップ
ナースのユーモアセンス
日本:慎重に控えめ。
海外:“ブラックジョーク”が日常。
休憩、食事の取り方
日本:交代で急いで食べる。
海外:しっかり取らなきゃ違反。
残業文化
日本:終わるまで残る。
海外:時間来たら即帰宅。
(残ってたら怒られる)
患者との距離感
日本:丁寧で距離を保つ。
海外:フレンドリーで“友達みたい”。
記録の仕方
日本:紙+電子の二重管理多い。
海外:フル電子化でAI記録も導入済み。
ナースの呼び出し方
日本:ナースコール
海外:患者がスマホアプリで呼ぶ病院も。
働き方の理想
日本:「患者第一」
海外:「自分も大切に」がモットー
注射後の「ありがとう」文化
日本:患者が「ありがとう」
「痛くなかった!」と感謝を伝える。
海外:「それが仕事でしょ?」と
サラッと流す人も多い。
記録・報告のスタイル
日本:「報・連・相(ほうれんそう)」で
上司へ丁寧に報告。
海外:「Need to know only」で
必要最小限に簡潔報告。
ミスの扱い方
日本:「申し訳ありません…」と謝罪文化。
海外:「原因を分析して次に活かそう!」
と即ミーティング。責任より再発防止重視。
看護師の見た目への意識
日本:清潔感・控えめが正解。
髪色は黒~茶。
海外:髪ピンク・タトゥー・ネイルOK。
「自分らしさ」が尊重される。
笑顔の意味
日本:「安心してもらうための笑顔」。
常ににこやかが理想。
海外:「感情表現の一つ」。
疲れた日は無理に笑わない=誠実とされる。
看護師に関するサイト

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