強い相手を想像して
サンドバッグを打つうちに、
実際に対戦した時に
強さを感じなくなった。
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岡澤 セオン
■岡澤 セオン(おかざわ せおん)
1995年12月21日生まれ。
山形県山形市出身。
身長179cm、階級:ウェルター69kg級。
ガーナ人の父と日本人の母から生まれる。
小学1年から中学3年までの9年間
レスリングで体を鍛える。
日大山形高からボクシング部へ。
中央大4年時には
国体ライトウエルター級で準優勝。
全日本選手権は3位。
2020年 東京オリンピック
ボクシング男子ウェルター級日本代表。
セオンはエジプト神話の
セト神から父が付けた。
岡澤 セオン・名言
ビビりの調子こき。
そんな性格が
戦い方に表れていると、
我ながら思う。
僕は特別なパンチ力が
あるタイプじゃないし、
アマチュアボクシングという
競技は倒し合いというよりも
ポイントの奪い合い。
だから、強いパンチを
打ち込むこと以上に、
威力が弱くても
パンチを当てることと、
よけることを優先させている。
僕の試合を見る人には、
相手が
『なんでパンチが当たらないんだ』
といらだって
大振りになる様子を、
楽しんでもらいたいと思う。
パンチがきれいに決まると、
グラブを上げ、
攻勢点を得たことを
アピールする。
僕は有効な戦い方だと思う。
審判に有効打を
見落とされて負けたら、
こんなにつまらないことは
ないけれども、
アピールしておけば
見落としは確実に減る。
相手がいらだって、
反撃がいったん途絶える効果もある。
そもそも、
ルールブックのどこにも、
有効打のアピールは
禁じられていないから。
1度負けて
気持ち的に折れた後、
自分のために
翌日の試合を頑張れる
精神状態では
なかったんですけど、
“あの人やこの人が喜んでくれる”
と色んな顔を思い浮かべて
頑張りました。
ボクシングとしっかり向き合って、
死ぬほど練習している
年下のボクサーがいるのかと、
自分が恥ずかしくなった。
頭の中で
強い相手を想像して
サンドバッグを打つうちに、
実際に対戦した時に
強さを感じなくなった。
僕はずっとアマ。
アマがプロの下ではない。
面白し、
ずっとやります。
生涯アマチュア一筋。
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