何でもいい。
北京五輪前の大会で
何回予選落ちしてもいい。
そのために
いろいろ試してきた。
鬼塚 雅
■鬼塚 雅（おにつか みやび）
1998年10月12日生まれ
熊本県熊本市出身
身長：158cm、体重：47㎏
5歳のときに福岡市内の室内練習場で
はじめてスノーボードを始める。
小学校1年のときに
初出場の国内大会で初優勝。
2015年 16歳で世界選手権史上最年少優勝
2018年 平昌オリンピック冬季競技会
スノーボード女子 ビッグエア 8位入賞
2017-18年シーズン
FISスノーボードワールドカップ
女子フリースタイル パーク＆パイプ 総合優勝
2018年 FISスノーボードワールドカップ
張家口大会 女子スロープスタイル 1位
2019年 AIR+STYLE 北京 FISスノーボード
ワールドカップ 女子ビッグエア 1位
2018-19年シーズン
FISスノーボードワールドカップ
女子フリースタイル パーク＆パイプ 総合優勝
2019年 Burton U·S·Open スノーボード
女子スロープスタイル 3位
2019年 FISスノーボードワールドカップ
クライシュベルク大会女子スロープスタイル 1位
2020年 Burton U·S·Open スノーボード
女子スロープスタイル 3位
2020年 X Games Norway スノーボード
女子ビッグエア 2位
2020年 X Games Aspen スノーボード
女子ビッグエア 1位
2021年 FISスノーボード世界選手権
女子ビッグエア 3位
2021年 X Games Aspen スノーボード
女子ビッグエア 2位
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鬼塚 雅・名言
前のめりな性格が
私の競技人生を支えていて、
とにかく挑戦するし、
失敗しても諦めない。
下手に優勝しよう、
いい成績を取ろうなんて
そればかり考えると、
手堅い技に終始してしまいます。
現状で満足せず、
常に全力で挑戦する。
この時期までに
これを習得する、
目標から逆算して
動くタイプなんです。
大きな目標を作って、
それを達成するために
何が必要かというところから
小さな目標を考えて
階段状にしていく。
目標設定をいっぱい作って、
積み上げるようにして
大きな目標に向かっていく
という考え方も楽しい。
自分がどこまで目標を
クリアできたかがわかるし、
立ち位置が
どこなのかがわかります。
どうやったら勝てるのか、
自分に何が足りないのかって
分析する。
ただただ、悔しかった。
何が足りなかったのか、
を考えた。
４年後の北京五輪は
結構、先。
環境を変化させて、
調子がよかったら
北京を目指そうかな、と思った。
変えてみないと、
いいのか悪いのか、
も分からない。
成績が出なくてもいいや
という気持ちで変えたが、
半年後には
慣れて成績も出せた。
新しい回転を覚えるには
1～2ヶ月じゃ厳しくて
半年ほど練習して
1つの技が身につく。
練習したし、
いろいろと変更した。
どれがはまったのか、
は分からない。
でも、試しているときが
楽しい。
金メダルさえ取れれば、
何でもいい。
北京五輪前の大会で
何回予選落ちしてもいい。
そのために
いろいろ試してきた。
まず大会に勝つ。
間違いなく負けず嫌い。
"これはケガする"
"これは大丈夫"って
判断できるようになると
自信がでてくる。
どちらかと言うと
緊張するタイプなので、
“やるぞ!”って
モードに入るために、
しっかりと
ウォーミングアップしていきます。
ウォーミングアップまでは
集中しないようにしています。
集中力には
自信があるんですが、
そこで大事になるのは
然るべきタイミングまで
「できるだけ集中しない」
ことだと思っています。
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