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尾野 真千子
■尾野 真千子(おの まちこ)
1981年11月4日生まれ。
奈良県吉野郡出身。
身長:161cm、血液型:A型。
女優。
1997年 映画『萌の朱雀』
で主演デビュー。
2000年 高校卒業後に上京し、
女優活動を本格的に始める。
2009年 ドラマ『火の魚』で
『放送文化基金演技賞』を受賞。
2013年 ドラマ『最高の離婚』に出演。
2014年 ドラマ『極悪がんぼ』で主演。
2017年 映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
に出演。
2020年 NHK大河ドラマ
『麒麟がくる』に出演。
その他、ドラマ、映画、CMなど、
数々の作品に出演。
尾野 真千子・名言
嫌なことは引きずらない。
とりあえず、食べて寝ます。
それでもダメな時は、
すべて「無」の状態にすることが
良いと思うようになりました。
無理に考えるのではなく、
なかったことにするわけでもなく、
気持ちを静めて、
ゆっくりする。
出会いの前と後では、
役者として何かが
変わっているのだと思います。
急には変わらないかも
しれませんが、
きっと時間をかけて
変化は現れるはず。
役って
"つくられていく"ものだから。
衣装も自分で
決めるわけじゃないし、
メイクも自分で
するわけじゃない。
そもそも台本だって
自分で書くわけじゃないし、
全部自分で
やるわけじゃないんです。
自分の頭の中で
考えていったら、
それはもう
尾野真千子にしかならない。
現場に行って、
いろんな人と話して、
その場所の
空気を感じることで、
すべて変わってくる。
だから事前にあれこれ
考えてもしょうがないんです。
痛めつけられてなんぼ、
ですよね(笑)。
周りにいる人が
いろいろなことを言って、
いろいろなことを
やらせてくれるから、
いろいろな自分が
出てくる。
そうでないと、
自分で
甘やかしているだけだと、
これが
限界になってしまう。
共感しての収穫はない。
役の気持ちを分かった上で
それを収穫するのではなく、
こんな気持ちも
あるんだという
自分の気持ちの中に
ないもの。
そうでないと、
次に生かせないんです。
結局、また違う台本で
あり得ないことが
起こったときに、
あり得ないですよって
つっぱねちゃうんです。
でも、こうやって
いろいろ重ねることによって、
あり得るかも
しれないなって、
自分の中で
勉強していくんです。
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思い出を振り返る
旅行なんて絶対しない。
もし付き合っていた人との
思いでが詰まった土地に
行かなきゃ
いけないことになったら、
絶対に楽しい思い出を
いっぱいつくって、
全部塗り替えて
くるでしょうね(笑)。
私の場合は、
リセットは簡単なんです。
寝ればリセットされるので。
良いことも、悪いこともね。
良いことはたまーに
覚えていますけど。
私は普段から、
あまり考えてないんですよ(笑)。
現場に入らないと
よく分からなくて。
例えば、リハーサルで
何もないところで
演技しても
何の感情もわいてこない。
現場で相手と向き合って、
ようやく
相手の感情が見えてきて
『こんなこと考えてるのかな』
という気持ちになって
涙や笑いがこみ上げてくる。
自分が楽しかったら、
みんなも楽しいかなっていう、
自己チューな感じ。
その時の役にもよりますが、
役者とスタッフの
境目がないように、
みんな楽しめたらいいな、
一つになればいいな、
といつも思います。
自分の作品に、
良い悪いはつけたくない。
私がやるべきことは、
生きることだけ。
役として生きる。
そして見ている人に、
こういう人がいたんだって
思ってもらいたい。
それだけなんです。
観客の方に見ていただいて
直接感想を聞ける場というのは、
演じ手として
一番のご褒美だと思うんですよね。
映画が披露され、
その場ですぐに拍手という
表現で感想をいただき、
笑ったり泣いたりされている
観客の方々の様子を
直に見られるのは、
本当に嬉しくて。
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ドラマでも映画でも
全く同じ役というのはありません。
似たような役であっても、
必ずどこかが違います。
ですから、
一つ一つの芝居を大事に。
とにかく、
大事に、大事に演じて
いくしかないんですよね。
ときには複数のお仕事が
重なることもありますが、
切り替えはどうしているのか、
自分でもよく分からないです。
その現場に行くと、
いつの間にか
その役になれるという感じ。
周囲の人に支えられて
演じられていますね。
「女優としてやっていこう」
という心が決まったのは
東京に出てきてからですね。
奈良にいたころは
ずっと実家だったし、
地元だけで
生活をしていたから
何も知らなかったんです。
だけど、
東京に出てきたら、
全部イチから
知っていかなきゃいけないし、
都会で生き続けなければ
いけないので。
そのときに、
奈良に帰らないつもりで
やらなきゃって思いました。
もちろん、
仕事で失敗したり、
つまづいたりして、
東京に出てきたことを
「失敗したかな」
と思ったこともありました。
そんな時は
お母さんに電話して
言いたい放題言って、
でも最後には
「頑張り」
って言われるから、
「頑張る!」
って言うしかなくて。
それの繰り返しでしたけど、
最近はその失敗があったから
今があるんだと
思えるようになって。
私は家族に
すごく恵まれましたから、
家族がいて本当に
良かったなと思います。
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