【夢を叶える名言・格言集】
西郷 隆盛


人を相手にせず、

常に天を相手にするように
心がけよ。

天を相手にして
自分の誠を尽くし、

決して人を
とがめるようなことをせず、

自分の真心の
足らないことを反省せよ。

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西郷 隆盛

■西郷 隆盛(さいごう たかもり)
1827年12月7日~1877年9月24日
通称吉之助。薩摩藩下級士族の出身。

藩主島津斉彬の知遇を受け
藩政に参画したが、
島津久光の怒りにふれて、
流罪となった。

その後、復帰し京都での
政治工作に奔走、
薩長同盟や王政復古に
重要な役割を演じ、
東征大総督府下参謀として
江戸無血開城を成功させ、
戊辰戦争を指導した。

1871(明治4)年、参議となり、
廃藩置県に尽力したが、
遣韓論を唱えて政府と対立し下野、
1877(明治10)年、
西南戦争に敗れて自刃した。

大久保利通、木戸孝允とともに
「維新の三傑」と称される。

西郷 隆盛・名言


功のあった人には禄を与えて、

能力のある人には位を与えよ。


世のすべての人から
けなされても落ち込まず、

すべての人から
褒められてもうぬぼれるな。


何度も何度も
つらく苦しい経験をしてこそ、

人の志は初めて堅くなるのだ。

真の男は玉となって
砕けることを本懐とし、

志を曲げて瓦となって
生き長らえることを恥とせよ。


急速は事を破り、
寧耐は事を成す。


【訳】
急ぐと失敗するが、
冷静に取り組むことでうまくいく


人は、己に克つを以て成り、
己を愛するを以て敗るる。


【訳】
自分に打ち勝つことの
出来る人は成功し、

自分を甘やかす人は負ける


死の妙所を得て天に飛揚致し。


【訳】
命を惜しむようでは
大きなことは成せないが、

命にこだわらなければ
人は強くなれる。


人を相手にせず、
天を相手にせよ。

天を相手にして、
己を尽くし人を咎(とが)めず、

我が誠の足らざるを
尋(たず)ぬべし。


【訳】
人を相手にせず、

常に天を相手にするように
心がけよ。

天を相手にして
自分の誠を尽くし、

決して人を
とがめるようなことをせず、

自分の真心の
足らないことを反省せよ。

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どんなに方法や制度のことを
論じようとも、

それを動かす人がいなければ
ダメである。

まず人物、
次が手段のはたらきである。

人物こそ第一の宝であり、

我々は皆人物になるよう
心がけなくはならない。


命もいらず、名もいらず、
官位も金もいらぬ人は、

始末に困るものなり。

この始末に困る人ならでは、
艱難(かんなん)をともにして
国家の大業は成し得られぬなり。


【訳】
命も名誉もいらない、
官位も金もいらない
というような人は

扱いに困る。

しかし、
このような人物でなければ
困難をわかちあい、

国家のために大きな仕事を
成し遂げることはできない。


機会には二種ある。

求めずに訪れる機会と
我々の作る機会とである。

世間で普通にいう
機会は前者である。

しかし、
真の機会は時勢に応じ
理にかなって

我々の行動するときに
訪れるものである。

大事なときには、
機会は我々が
作りださなければならない。

 


敬天愛人(天を敬い、人を愛す)

人は天命というものを
天から与えられ、

それに従い生きているのである。

道というのは
この天地のおのずから
なるものであり、

人はこれに則って
行うべきものであるから

何よりもまず、

天を敬うことを
目的とすべきである。

天は他人も自分も
平等に愛したもうから、

自分を愛する心をもって
人を愛することが肝要である。

天を相手にして自分の誠を尽くし、

人の非を咎めるよりも、
自分の真心の足らざるを尋ねよ。

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