強くなるために
一番重要な時期になると思っている。
藤井 聡太
■藤井 聡太(ふじいそうた)
2002年7月19日生まれ。
愛知県瀬戸市出身。
将棋棋士。
5歳の時に祖母から
教わったことで将棋の世界へ。
地元の将棋教室に通った後、
小学4年だった2012年に
棋士養成機関の「関西奨励会」に入会。
2016年 14歳2ヶ月でプロ棋士へ
2017年 29連勝記録を樹立(歴代1位)
2018年 2月 1日 五段昇段
2018年 2月17日 六段昇段
2018年 5月18日 七段昇段
2020年 7月16日 第91期棋聖戦五番勝負で
渡辺三冠を3勝1敗で破り棋聖奪取
2020年 8月19日 第61期王位戦七番勝負で
木村王位を4勝0敗で破り王位奪取
2020年 8月20日 八段昇段
2021年 7月 3日 史上最年少九段昇段
2021年 9月13日 第6期叡王戦五番勝負で
豊島竜王を3-2で破り叡王奪取、
史上最年少で三冠(王位、叡王、棋聖)
羽生九段の記録 28年ぶり更新
2021年11月13日 第34期竜王戦七番勝負で
豊島竜王を4-0で破り竜王奪取、
史上最年少で四冠(竜王、王位、叡王、棋聖)
羽生九段の記録 28年ぶり更新
2022年2月12日 第71期王将戦七番勝負で
渡辺王将を4-0で破り王将奪取、
史上最年少で
五冠(竜王、王位、叡王、王将、棋聖)
2023年3月19日 第48期棋王戦五番勝負で
渡辺明棋王に3-1で勝利、
棋王奪取、最年少六冠達成
2023年6月1日 第81期名人戦七番勝負で
渡辺明名人に勝利し、
20歳10カ月での最年少名人となった。
さらに、
本タイトルの獲得で七冠保持者に。
羽生善治九段が1996年2月に
25歳4カ月で達成した以来、
史上2人目の快挙となった。
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藤井 聡太・名言
勝つためには
最善に近づくこと。
20歳までに結果を残したい。
強くならないと
見えない景色がある。
負けたことが
許せないというより、
自分の弱さを
痛感させられる。
本当に苦しかった時があった。
強くなるための
方法っていうのは
人それぞれ。
将棋ソフトが
教えてくれたことの一つとして、
将棋はもっと自由で、
いろいろな手があるっていうこと。
少しでも最善に
近づくことを目標にしているので、
具体的に憧れの先生が
いるというわけではない。
終盤になってくると
勝ちたい気持ちは
強まってくるので、
どんどん前傾姿勢に
なってしまう。
羽生先生と
当たるところまで登りつめ、
憧れからは
抜け出さないといけない。
時間がなくなってから
一番問われるのは集中力。
やはり実力なくして
結果を求めることはできない。
将棋の実力のピークは
20代前半にくると思っています。
自分の感覚で
指していくしかないのですが、
その感覚というのも
正確にしなければいけない。
才能とは
努力することによって
磨かれてくる。
研究されていても、
形勢が互角であれば問題ない。
最善手と
勝つ為の一手が
完全に一致するとは
限らない。
将棋というのは
どこまで強くなっても
終わりがない。
将棋をさす限り
勝敗はついてまわるので、
一喜一憂してもしょうがない。
負けた時に悔しい
という気持ちは常にあります。
将棋に対する思いは
ずっと変わらないです。
ずっと好きで
自然にやってきた感じです。
将棋を指したくないとか、
駒に触れたくないとか
思ったことはないです。
ここまで連勝できるとは
夢にも思わなかったので。
本当に運が良かった。
せっかく神様がいるのなら1局、
お手合わせをお願いしたい。
強くなる余地というのは
まだすごくたくさんあります。
人間同士で指すからこそ学べる。
将棋の上達を
左右する要因というのは
「才能」「努力」に加えて
「環境」の3つ。
勝ったり負けたりを
繰り返しながら、
少しずつステップアップする。
強くなることで、
今までと違う
考え方や新しい見え方が
発見できる。
今後の数年間というのが
強くなるために
一番重要な時期になると思っている。
自分の今の弱点を知る。
それを把握した上で、
「じゃあどうするんだ?」
「改善できるのか?」
ということを積み重ね、
考えながら取り組んでいます。
対局したその結果、
当然ながら
負けてしまうこともあります。
結果はコントロール
できるわけではないので、
結果そのものを
意識しすぎると
モチベーションの
維持が難しくなります。
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