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伊調 馨
■伊調 馨（いちょう かおり）
1984年6月13日生まれ。
青森県八戸市出身。
身長：166cm、血液型：B型。
レスリング選手。
2004年アテネ、2008年北京、
2012年ロンドン、
2016年リオデジャネイロで
金メダルを獲得し、
女子史上初の五輪4連覇を達成する。
世界選手権10回優勝。
2016年10月、日本政府から
国民栄誉賞を授与される。
伊調 馨・名言
もっとも厳しい戦いとなるのは、
もちろん出場権がかかる
オリンピック前年です。
日本の練習は世界一厳しいですからね。
オリンピックは夢です。
自分だけじゃなくて、
その出られなかった人たちとか、
家族だったり、
今までお世話になった人たちという、
みんなの夢ですね、
オリンピックは。
子どもの頃は
勝つことがうれしくて、
純粋にレスリングが
楽しかったですね。
教わったことを
頭で理解しないと
体が動かない。
勝負に厳しく
「試合には必ず勝たないと」
と繰り返していた母。
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自分が生まれ育った国で
オリンピックが開催されるって、
すごいことですよね。
どれだけ盛り上がるんだろうか、
考えただけでワクワクします。
自分が負けるとすれば、
レスリングは粗削りでも、
アフリカなどのずば抜けた
身体能力を持つ選手。
試合では本能的な部分も
確かにあると思いますが、
基本はやはり練習の賜物なんです。
監督やコーチが一切妥協しない。
私はたぶん、コーチ陣からしたら
扱いやすい選手ではないと思います。
何でも自分で決めてしまうので。
もし飽きる、
飽きているのであれば、
それはあなたが考えることを
やめているのではないか？
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『こいつは素直じゃないな』
と思われるときもあれば、
素直に聞くこともあります。
自分を納得させてくれる
何かがあるかどうか。
日頃からの練習で
しっかり自信をつけて
マットに上がれるように
というのは意識していますし、
どんな状態でも最後は勝つという
気持ちを大切にしています。
30歳を前に
カラダを気づかうようになり、
毎日ほとんど自炊しています。
やっぱりケガが多くなりましたし、
何よりも回復力の衰えを
感じるようになりました。
もっと追究したい、強くなりたい。
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