【夢を叶える名言・格言集】
吉田 鋼太郎


欲望に忠実に、

だけど『自分はできる』と
奢ることなく謙虚に。

スポンサードリンク


吉田 鋼太郎

■吉田 鋼太郎(よしだ こうたろう)
1959年1月14日生まれ。
東京都出身。
身長:174cm、血液型:B型。
俳優、演出家。

劇団「シェイクスピア・シアター」
「東京壱組」などを経て
1997年 演出家・栗田芳宏と共に
 劇団「AUN」を結成。
2013年 ドラマ『半沢直樹』
 で半沢の上司役で出演。
2014年 ドラマ『おっさんずラブ』
 に出演。
2016年 NHK大河ドラマ『真田丸』
 には織田信長役で出演。
2020年 NHK大河ドラマ
 『麒麟がくる』に出演。
その他、ドラマ、映画、CMなど、
数々の作品に出演。

吉田 鋼太郎・名言


どんな人であっても、
どんな場所であっても、

全身全霊で戦える。
それが役者の世界。

だから僕はこの年になっても、

『自分が納得のいく演技をする
=芝居の極みに到達する』

という目標に向かって、
毎日戦っているんです。


舞台って
一番贅沢なんだと思うんです。

生身の人間が、
生身の人間の前で

何かをする。

ごまかせないし、
やり直しもきかない。


基本的に

食えなくてもいいという
考えがあるんです。

むしろ、

演技だけで食べていける方が
特別みたいな。

年に3~4本舞台に
出られるだけで

幸せって思っていたので、

日々しのいでいければ
いいやって感じでした。


昔はね、

若くて仕事がなくて、
舞台に没頭していても、

「もっとできるのに」
ってもがいてた。


それが少しずつ
映像や映画など

仕事の幅が広がって、

自信がついてきたのが
40代半ば。


単純に経験を重ねることで
寛大になったし、

我慢ができたり、
人を許せるようにもなってきた。

人はそれを成熟と
呼ぶのかもしれないね。


スポンサードリンク




芝居を極めたいと
思った時に、

コネも経験もない
無名の僕が立てる場所が

最初は
舞台だったというだけ。

正直なところ、

芝居さえできるなら
舞台でもTVでも、

フィールドは
どこでもよかったんです。


悩んでも相談しない。

自分の人生、
自分が一番

よく分かっているので。

誰かに何か
言われるのも嫌だし、

聞くのもおかしいなと
思っていたので、

そういうことで
相談したことはないですね。


思いつめたりも
しないですね(笑)。

そうじゃないと、
役者なんてやってられないですよ。

どうなるか分からない
わけじゃないですか、

売れなきゃ
売れないで終わりだし、

お金はないし。

もう、楽観的で
いるしかないんですよね。


僕はスランプを感じるだとか、

モチベーションが上がらないと
思ったことがないんですよ。

いつも、

『僕には何もできない』、
『僕には足りないものがある』

っていう気持ちを
人一倍持っていて。

それは若手の頃から、

芝居を40年以上やってきた今でも
変わることはありません。

足りないから
補わなきゃいけないと思って

努力していると、

スランプを感じる
暇なんてないんです。


50歳近く年の離れている
子どもたちだって、

自分にないところを
持っていたりしますから。

この人みたいな、
いや、コイツを超えるくらいの

演技ができるようになりたい!
というのを繰り返してたら、

いつの間にか
この年になっていました(笑)。


数値的な目標とか
具体的な目標を

決めた時点で、

限定されたゴールを
つくってしまうから。

自分が決めた
最終目標地点で、

終わりにしたくないんです。


スポンサードリンク




正解はない、でも

自分にできないことは
できるようになりたい。

何か大きなことを
成し遂げたいと思うなら、

具体的な目標を持つことが
逆に可能性を

狭めることになるのでは
ないでしょうか。


欲望に忠実に、

だけど『自分はできる』と
奢ることなく謙虚に。

そういった努力の積み重ねが、

その人のキャリアを
築いていくんだと思います。

やりたいことを
どんどん求めていく

ハングリー精神って、

きっと誰もが持っている
ものだと思いますから、

それをいかに行動に
移していけるかですよ。


その年齢によって
演じる役も変わる。

ワクワクしますよね。

今やれないことが
10年後にやれたりする。

逆に今やれたことが、
10年後には違う形で

演じられるように
なるのかと考えたり。

すごく楽しい仕事です。


前は、たとえば
藤原竜也と舞台に立てば、

僕がしゃべっていても、

お客の99%は
藤原を見ていたものだけど(笑)。

今は2割、

僕を見てくれているのを
感じて嬉しくなります。

舞台はお客さんの反応を
じかに味わえる

コミュニケーションの場。

お客さんが泣いてくれたり
笑ってくれたりするのが大好きで、

それを目的に
芝居しているところがあるので、

どんなにきつくても
やっぱり舞台に立つのが

僕はいちばん好きですね。


スポンサードリンク




これはあんまり人には
言えない話なんですけど、

山形公演の時に
朝4時ぐらいに

吉田鋼太郎さんと

取っ組み合いの
ケンカになりまして。

ちょっと理由だけは
どうしても言えないんだけど、

思いっきりケンカになって。

吉田鋼太郎さんに

『じゃあ殴れるもんなら
殴ってみろ!』

って言った瞬間に
バーン殴られて。

僕も『てめえ!』と
掴みかかって、

またバーッて
取っ組み合いが始まって。

僕もう、
それで帰ったんですよ。

そこから口きかなかった
時期が2年ぐらいあるんですよ。

演出家の蜷川幸雄さんが

『ちょっと鋼太郎と
竜也を会わせたい』

って言って。

『竜也、
仲直りしてくれないか?』

って言った。

そしたら鋼太郎さんが
楽屋から

酒の一升瓶を持って来たんですよ。

『これで手打ちだ。
悪かったいろいろと』

その一升瓶そのまま投げました。
後ろ側にバーン!と。

まだ許さない。
許したわけじゃない。

今もう仲いいですよ(笑)。
藤原竜也


スポンサードリンク



吉田 鋼太郎に関する書籍等


吉田 鋼太郎・一覧
【楽天】 【Amazon】

LINE/Twitter



関連記事・広告



名言を投稿