【大谷翔平とのエピソード他】
花巻東・佐々木監督


私は運気を上げるために
気をつけていることが

4つあるのですが、

そのうち一番大事なのが
「言葉」。

花巻東・佐々木監督

■花巻東・佐々木監督
佐々木 洋(ささき ひろし)
1975年7月27日生まれ
岩手県北上市出身
メジャーリーグで活躍する、
 菊池雄星大谷翔平らを育成した監督
 佐々木麟太郎は実子

2000年 花巻東高校の教員として赴任。
2002年 野球部の監督に就任。
2005年 夏には初の甲子園出場を果たす。
2009年 菊池雄星を擁し、
 春準優勝、夏にはベスト4に進出する。

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がむしゃらに頑張るのではなく、

日々何をどう頑張るのか
という意識を

はっきり持つことで、
目標に確実に近づいていく。


目標達成の方法を教えました。

一人一人に
高いゴールを設定させる。

そこから逆算し、

今日何をすれば
ゴールに近づけるかを考えさせる。


導いてやる。

でも、やり過ぎると、
邪魔しているだけになる。


先入観は可能を不可能にする。


指導したなんて
恐ろしくて言えない。

教え子から
学んだことのほうが多い。


常識が才能を次々に潰す。


試合で思うように
勝てなくなったとき

「自分自身が変わらなくては」
と思った。


恩師から
「経営を勉強しろ」と言われ、

時間をつくり、

東京に経営者の講演を
聞きに行ったりもしました。


人生の滑走路として
高校の3年間はあるべきなのに、

甲子園に出ることを
唯一のゴールにするのはおかしい。


野球で一生
メシが食べられるのは、

ほんの一握りの人です。

野球が上手くなることだけに
高校生活を費やすのは無駄。


私は、野球部員に
勉強の成績も厳しく問うし、

人として正しい考え方を
持つようにしっかり育てる。


「佐々木の教え子は出来がいい」と

信頼されるように
ならないといけない。


2021年の春には、

野球部から
東京大学合格者が出たんです。


菊池雄星選手は
ゴミが落ちているのを見ると

「神様が自分を試している」
と思うと話していました。

そうやって、いつも

神様が自分を
見ていると思っている。


高校時代の大谷は

「世界最高のプレーヤーになる」
と紙に書いていました。

そこを目指して
野球に打ち込んでいるからこそ、

MVPにも辿り着いた。


私が大谷を育てた、
と自慢したいところだが、

残念ながら入学時点で

育てるところは
何もなかった。

佐々木監督・運気を上げるための4つ


私は運気を上げるために
気をつけていることが

4つあるのですが、

そのうち一番大事なのが
「言葉」。


試合中、相手や審判を
野次ったり悪口を言った瞬間に

一気に運気は下がって、

必ず次の回に
点を取られたりする。


2つ目 一緒にいる人。

親は選べませんが、友人は選べます。


3つ目 表情、態度、姿勢、身だしなみ。


4つ目 感謝と謙虚さ。

とにかく敵をつくらず、
味方をつくることが

運を呼び込んでくる。


何をやっても
ツイている人と、

何をやっても
空回りする人の差は

この4つではないかと思っています。


運というのは、
運をつかむために

自らをコントロールしている
人のもとにしか来ない。

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